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西脇TMOからのお知らせ

2013年05月22日

鯉のぼりとラベンダーの季節です

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旧来住家住宅の前庭では、
大正屋敷によく似合う昔ながらの鯉のぼりが
風にのってスイスイ・・とまではいきませんが
のんびりゆったり泳いでいます。
こんな大きな鯉のぼり、最近はあまり見かけなくなりましたが
やっぱりいいものですね。

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旧来住家住宅の屋根はちょっと凸型に膨らんでいますが
これは「起り(むくり)屋根」といいます。
建物全体にどっしりとした存在感、重厚感を与えつつ、
控えめで洗練された面持ちを作ります。
城や武家屋敷などに見られる、やや威張った印象の
「反り屋根」とは対照的です。

初夏は、
播州織オーダーメイドシャツの西脇情報未来館21や、
ワンディシェフの梅吉亭がある洋館の脇で、
そっと花をつけるラベンダーも見どころです。
花に顔を近づけると、
華やかさと爽やかさをあわせもつ、あの独特の香りが鼻を抜け、
すっきりした気分になります。

薄い紫色の花がつくこちらのラベンダーは今がちょうど見頃です。
(品種はデンタータラベンダーでしょうか)

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西脇市の友好都市、北海道の富良野市から
2010年秋にいただいたラベンダー10株も元気に育っており、
年々株が大きくなっています。
今はまだつぼみですので、花はこれから。
ご来館の際はぜひラベンダー花壇の前でしばし立ち止まって
可憐な花と香りをお楽しみください。

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(は)


2013年05月20日

なちゅれ・あんさんぶる 第4回 子どもの日コンサート

2013年5月5日(日・祝)

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第4回を迎える、なちゅれの子どもの日コンサート。
年々メンバーが増えているような・・と思っていると
なんと今回は総勢9人。
さらにパワーアップした音色で観客を楽しませました。

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ヴァイオリンは、西山枝里さん、上山百恵さん、谷口紀子さん、福本聖子さん、そしてゲスト出演の小学生ヴァイオリニスト上角明日香さん。
ヴィオラは、上村佳之さん、白石雅也さん。
チェロは、川津由紀さん、寺田萌さん。
ソプラノ(声楽)の宝木かおりさん。

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美しい音色にうっとりしたり、
澄んだ歌声にじーんと感動したり、
かわいらしいゲスト演奏に和んだり……。
さらに、ますます面白い枝里ちゃんトークで笑いもたっぷりとあり、
今回も内容盛りだくさん。
最後はアンコールを求める拍手で盛り上がりました。

楽しいコンサートに、ボランティアスタッフの西脇北高のみんなもこの通り。
エア・ヴァイオリン(笑)。
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(は)

2013年05月19日

にっしー、頼政祭に行ってきました

2013年4月29日(月・祝)

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今年で34回を数える「頼政祭(よりまさまつり)」が
高松山長明寺で開催されました。
にっしーは、友達のはばタン、加東伝の助くんといっしょに出席し、
ちょこっと笑いもとりつつ、お祭りを楽しんできました。
にっしーの後ろに立っている青いベスト姿のボランティアメンバーは
いつもお世話になっている西脇北高校の皆さんです(感謝です)。

長明寺は法道仙人の開基と伝わる古寺で、
境内には平安時代の武将・歌人である源頼政公の供養塔があります。
頼政公は、ヌエと呼ばれる
頭がサル、胴がタヌキ、手足がトラ、尾がヘビの怪獣を
退治したことで有名ですが、歌人としても知られ、
平安末期の三巨匠(西行・俊成・頼政)のひとりに数えられました。

人はいさあかね夜床に留めつる
  我が心こそ我を待つらめ

夜の面はまだかわかぬに夕立の
  空さりげなくすめる月かな


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頼政祭は、わがまちでも有数の風流、雅なおまつりです。
頼政公墓所参拝では、辞世の句が吟詠奉納されます。
  埋もれ木の 花咲くことも なかりしに
         みのなる果てぞ 悲しかりける
その後、時代装束をまとって頼政に扮した
兵教大・弓道部によるヌエ退治の礼射があり、
(弓道部のみなさんと記念写真をパシャリ)
さらに吟道清峰流猶興吟詠会による剣詩舞吟詠奉納もあります。
(はばタンと一緒に拝聴いたしました)

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詩吟といえばちょっと高尚で
ともすれば敷居が高いような気もしますが、
「お腹から声を出すからストレス解消にいいのよ〜」とお師匠さん。
古色蒼然とした本堂を背景に、
詩吟に耳を傾け、剣舞を鑑賞するひとときは格別でした。
最後は、野々華の会による手おどりでほっこり。
披露された踊りのうち、「重春小唄」は重春小学校出身の人なら
誰でも踊れる地元の定番だそうです。
土地に歴史あり。
(は)

播州織総合素材展2013

2013年3月7日(木)・8日(金)

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今年も播州織総合素材展が地元開催されました。
西脇ロイヤルホテルの展示ブースは
全国から訪れるアパレル関係者らでいっぱい。
最新の播州織を見てみようという一般の見学者も見かけます。


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アピカホールで1日2回行われた播州織ファッションショーは
午前と午後とで内容が異なり、どちらも立ち見がでる超満員。
大阪から来られていた関西ファッション連合の岡林歩美さんは
「服のデザインではなく、素材を見せるファッションショーは初めてで新鮮です。
 スカートのひらひら感で生地の質感を出したり、
 生地の表面だけでなく裏面も見てほしい、という思いが伝わってきたり。。。
 会社ごと、学校ごとに、個性がハッキリと異なるのも面白い」
とショーの感想を話しておられました。なるほど〜。


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来場者が57着のなかから好みの一着に投票する
「産地のシャツ展」も今回の新しい試みで大好評でした。


西脇TMOが企画したスタンプラリーには、
今年も多くの作家さんらが参加協力してくださいました。

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■神戸芸術工科大学「10人10色のトートバッグ店」
 人気の8柄に加え、マリンの新柄が仲間入り!
 この「10人10色のトートバッグ店」は同大学が昨年から継続して
 手掛けてきたもので、播州織工房館でも販売されています。
 「1年かけてお客さんの求めているものが分かってきました」と野口教授。
 今後もさまざまな形のバッグ、ポーチ類を考案されるそうで、楽しみです。


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■神戸ファッション専門学校
「播州織工業協同組合・繊維工業支援センターとのコラボレーション展示」
「姉妹校パリオートクチュール組合学校との播州織交流プロジェクト
 『神戸研修コンテスト』紹介」
 神戸研修コンテストは、まず播州織の産元が生地をパリへ送り、
 その生地を見てからパリの学生がデザインを考えて服を作り、
 コンテストに出品。いよいよパリから神戸に学生さんらがやってきて、
 生地を提供した産元商社も見学に訪れるという、国境を越えた交流企画だそうです。


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■西脇家政高等専修学校「生徒作品とミシンの並ぶ教室」
 昭和38年開校の歴史あるこの学校で使用されているミシンは
 NHK朝ドラ「カーネーション」に登場したような
 懐かしい足踏みミシンです。生徒さんは
 「足踏みミシンは自分の足の踏込み具合で
  縫う速度を速めたり、ゆっくりにしたり、調整しやすいんです。
  ミシンだけでなくアイロンも旧式のものを使ってます。
  古い道具を大事に使っているこの教室に来ると心が落ち着きます」
 と話されていました。


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■niki*(ニキ)「(banshu-ori+pop)×niki*展」
 廊下に張られた無数の経糸。。。この不思議でいて美しい展示は
 播州織の布が織られている様子が表現されたものです。
 「織機が動いているのを見ると、
  何千本という糸が入れ替わったり、交差したりしています。
  織り上がった生地は平面に見えるけど、
  織られている瞬間はすごく立体的。
  テキスタイルは「立体」だと私自身、思うようになったんです」
 とniki*の大塚さん。いつも手間のかかる作業をお願いしている
 機屋さんへの感謝の気持ちも込めての展示だそうです。
 ウロコ柄はniki*さんオリジナルの人気生地です。


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■西脇情報未来館21「オーダーメイドシャツ専門店」
 多数の御来店、ありがとうございます!


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■小東風彩「播州織を彩るキルトアート」
 小東さんの手にかかれば、小さな一片の播州織が
 無限の可能性を秘めたものになります。
 播州織パッチーワーク、奥深いです。


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■西脇高校生活情報科「播州織小物&AKベアー展」
 「AKベアー」とは、AKB48の楽曲「ギンガムチェック」にちなんで
 学生さんが考案したチェック柄のテディベアーです。
 もしかして48体あったのでしょうか・・?
 そのほか、がまぐち小物、ブックカバー、洋服などの作品も展示されました。


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■杉本真奈・磯谷彩加・宮口朋子「ちょんまい。展」
 春・夏の子ども服(普段着の装い)を播州織で製作。
 「赤ちゃんの肌にもやさしい綿100%の素材や
 今年流行の〈柄 on 柄〉を取り入れたデザインが
 今回の見どころです」と杉本さん。


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■路上詩人ごとうみのる「播州織扇子×路上詩人」
 何度もブース前を通りがかりましたが、
 次々とお客さんが絶え間なくこられていました。
 ちょっとおじゃまして写真をパチリ。


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■西脇アイシテルPROJECT「播州織の『シャツT』」
 シャツ地を使った「Tシャツ」ならぬ「シャツT」の提案。
 シンプルにかわいい。
 播州織がさらに身近に感じられます。


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■よしおかしの「カタピラの手作り雑貨」
 卒業製作で作ったというカタピラ糸のハンモックが手触りふかふか〜。たまりません!
 カタピラ糸が大好きという、よしおかしのさんの
 癒し系なお人柄もにじみでる作品が展示されました。帽子なども。


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■さをり織り 工房育夢「好き好きに織る、自分に出会う」
 「色の組み合わせがキレイですね」と来場者の方。
 そうなんです、さをり織りのあの配色は自由でいてキレイなんですよね。
 今回は服や小物のほか、播州織のカタピラ糸で織った帽子やベストも並びました。
 ボランティアメンバーの西脇北高の学生さんも、さをり織りを体験。きれいですね〜。


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■大城戸由美「播州織の手織りと雑貨」
 大城戸さんの作品づくりは、糸づくりから。
 様々な色の先染糸から数本ずつ組み合わせてオリジナルカラーの糸を作り、
 それを織機で手織りして、できあがった生地でバッグや服を創られているそうです。
 「手織りの生地だけじゃなくて、
  着物などの古布を細く裂いたものを組み合わせたりもします。
  気の向くままに、ものづくりを楽しんでいます」と大城戸さん。
 織機体験も好評でした。


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■まゆの花と仲間たち「大切な人に贈るフラワーアレンジ」
 生花を見ながら作ったというバラ、チューリップ、カラーなどの花束は
 家族や友人など大切な人への贈り物として作られたもの。
 細部まで作り込まれています。
 花びらや葉っぱのひらひら感や丸みなどを出すために、
 しばしば「こて」が使われるそうですが、
 まゆの花のみなさんは、手や指だけで生地を伸ばしたり、形を整えたりするそうです。
 講師で作家の安平さんは、その理由を
 「電気の使えない場所でも、どこでもできるように」と話されます。
 ちょっとした家事の合間や、電車やバスの中で、病院の待ち時間などにも、
 もしかしたら作業をされておられるかも知れませんね。
 ロイヤルホテル2階ロビーの装飾も、昨年に引き続き手掛けられました。


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■高邦商事sawa-ri「オーガニックコットン&草木天然色先染」
 天然素材にこだわった先染製品を提案されているブランド「sawa-ri」は
 播州織の産地とあって糸づくりからこだわっておられます。
 例えば、オーガニックコットンに多可町産ヒノキを混ぜ込んだ生成色の糸、
 オーガニックコットンを藍やヨモギ、栗イガで染めた草木染めの先染糸など。
 天然染料のやさしい色合いにファンも増えてます。
 今回は、革製品作家の鳥廣智子さん(ラ メール ブルー)とのコラボで製作した
 バッグも展示されていて、これまた素敵でした!


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■播州織工房館「播州織の生地と製品」「大型レピア織機の実演」など
 黒田庄で機屋をされている藤本定良さんが大型レピア織機を実際に動かしながら解説。
 初めて見る人はもちろん、数年前まで機屋をしていたがすでに退職したという人も
 「懐かしい」といいながら眺めておられたのが印象的でした。
 また、この2日間は人気ブランド「ORIHIME(おりひめ)」の新作商品が
 特価で販売され、こちらも大好評。
 柿渋染めのふじおうさんの展示では、このシブ〜い染め生地が目を引きました。


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■西脇商工会議所女性会のお茶サービス
 スタンプラリーや町歩きを楽しむ方々のひと休みスポットとなったのが、
 旧来住家住宅の離れのお茶コーナー。
 西脇商工会議所女性会のみなさんの温かいお接待に、
 お子様連れの方やアパレル業界の方など、2日間で300人の方が
 ほっとひと息つかれました。かくいう私も。。ごちそうさまでした〜


■ボランティアスタッフ 西脇北高等学校の皆さん、有志の皆さん
 スタンプラリー全10か所の受付をはじめ、
 西脇北高の学生さんの多大なるご協力に感謝!
 さらに、身長約1メートルの、にっしー人形も手作りしてくれました!
 すご〜い!着せ替えもできるそうです!
 2日間、ごくろうさまでした。
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(は)

2013年05月01日

≪なちゅれ・あんさんぶる≫

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